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開高健 エッセイ おすすめ

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直木賞作家の角田光代さんにとって、作家・開高健は特別な存在だ。「幽霊でもいいから一度会ってみたい」と語るほど魅了され、作家としても大きな影響を受けたという開高作品の魅力とは? 開高 健『開高健ベスト・エッセイ』の感想・レビュー一覧です。ネタバレを含む感想・レビューは、ネタバレフィルターがあるので安心。読書メーターに投稿された約21件 の感想・レビューで本の評判を確認、読書記録を管理することもできます。 開高 健 電子全集2 純文学初期傑作集/芥川賞 1958~1960『流亡記』 遠心力で書く文学を指向しつづけた開高。芥川賞受賞前後に発表された文芸作品に加え、同時期に新聞や雑誌などに書いたエッセイ多数 … 【試し読み無料】開高健30代(1961年~1970年)のエッセイ約300編を収録。 1961年から1970年の10年間、30代の開高健が雑誌や新聞などに発表したほぼすべてのエッセイ300編以上を網羅。30代の作家が何を見聞きし、何を体験し、どのように感じて、どのように考えたのか。 俳優の谷原章介さんが、店長として、月替わりでイチオシの本を紹介する連載「谷原書店」。 今月は芥川賞作家の開高健さんが書き残した膨大なエッセイから、今読むべきものをまとめた必読本「開高健ベスト・エッセイ」を紹介します。 1957年に第38回芥川賞を受賞。 開高 健さん。 魚釣りがとても好きな小説家。 今日のおすすめ本。 「私の釣魚大全」(文春文庫) 魚釣りのエッセイである。 冬に湖の氷に穴を開けて釣るワカサギ釣り。 面白そう。 一度はしてみたい。 開高さんもワカサギ釣り釣りの体験をこの本で書いている。 「葡萄酒色の夜明け 開高健ベスト・エッセイ 続」の購入はbookfanプレミアム店で!:bk-4480435859:葡萄酒色の夜明け 開高健ベスト・エッセイ 続 / 開高健 / 小玉武 - 通販 - Yahoo!ショッピング 作家・開高健(かいこう・たけし)をご存知ですか。1930年に大阪で生まれ、洋酒会社の宣伝部で数々の名コピーを世に放った後、小説「裸の王様」(57年)で芥川賞受賞。89年に亡くなるまで、小説をはじめ、ベトナムの戦場や、中国・東欧などのルポ、食や釣りのエッセイなどを精力的に書き遺した作家です。, 先輩に薦められ、僕はかなり前から開高さんに興味を抱いていました。でも、一体どこから読み始めようか、と。釣り、食べ物、お酒、シガー(煙草)。エッセイだけでも、大人のたしなみの世界を描いた膨大な作品の数々に、途方に暮れていたのです。そんな折、今年5月に刊行した「開高健ベスト・エッセイ」(ちくま書房)が僕の長年の思いを叶えてくれました。最初に読むのに最良の1冊。編集にあたったのは、彼の元職場の後輩、小玉武さんです。, 生まれ育った大阪・天王寺の、戦後の焼け野原の追憶から始まります。そして、小説家としての矜持、戦争、平和への思い。自ら現場を見に行きたいという渇望。そして釣り。じつは僕らの年代だと、開高さんって、川の傍で快活に笑って釣竿を持つ印象が強いんですね。この本を読んで痛感したのは、彼の原点はあくまで小説で、そこから多彩な執筆の世界へと根を拡げたのだということ。そして何よりも驚くのは活力的にみえて、実際には「躁」「鬱」の両面を彼が持っておられたということです。, だからでしょうか、徹頭徹尾、「生きる」ということに執着、こだわりを感じます。主題として散りばめられた事象の、その根底に脈々と流れる「生」への貪欲な探究心が、読み進めるうちにひしひし伝わってくるのです。, この1冊の中には50近くのエッセイが盛り込まれ、印象的な文章がたくさんあります。これは釣りのエッセイの一節で、「脱獄囚は自身で自身の手に手錠をかける」。本当は家に帰りたくないと思いながら帰る釣り人の比喩として記されていますが、お酒を飲む人だって同じ。家に帰りがたく何となく街を彷徨って、飲み、そして諦めて自らの足で帰る。僕も何だかちょっと分かる。, そしてこんな一文も。「おそらく私が荒地(あれち)を追って歩く衝動のかなたには、少年時代の焼跡(やけあと)の記憶がある」。死海のネゲブ砂漠、アウシュビッツ強制収容所跡の白骨の湿地、一方で東京やニューヨーク、パリといった「ネオンの荒野」。こうしたものを彼が追い求める根底には、緑豊かな故郷が戦争によって奪われてしまった喪失感と同時に、焼け野原を見たときの衝撃が存在しているのではないかと。もしかしたら、のちにベトナムなど過酷な戦地へ果敢に出向いたのも、同じ思いがあって、その喪失感から生に対する貪欲な思い、命に対する尊敬の念を抱くようなったのかも知れません。, そうして彼は戦地に出向き、ルポを始めるようになるのですが、今度は「自分が見たものは表層でしかない」と悩むようになります。最初は現地で見たことを雄弁に語ることができた。けれども、実情を見れば見るほど、どう表現すれば的確なのか言葉を失ってしまう。それは自分が育ち愛した大阪が戦争で失われてしまった時の実感と、断片的にしか見ることができなかったべトナム戦争をさも知っているように語ることへの違和感だったのかもしれません。, さらに開高さんは、「虚実」について深く考えるようになっていきます。虚構と実体とは何なのか。例えば、こちらから見れば光でも、逆に回れば、色濃い影があるのではないか、などと……。, 僕はお芝居をしていて、台詞を言う瞬間は真実でありたいと思うんですよね。台詞は嘘偽りなく出た言葉でありたい。虚構の中で動き、呼吸し、話をしていても、役者まで虚構になってしまっては、誰も見てくれないと思う。「あ、こういう人いる」「この一言、すごくいい」「何て酷い奴だ」。虚構でも観た人が信じた瞬間、真実になる。僕はそうでありたいと思います。また、ドキュメント番組のナレーション出演をやらせて頂く機会も多いのですが、「ドキュメンタリーが本当に真実を表しているか」といえば、僕はかならずしもそうではないと思う。カメラが介在し、第三者の視点が入る時点で、「完全」なノンフィクションとはいえない。虚構の中の真実、現実の中の嘘。探求を重ねる姿勢として、開高さんの視点に共感を覚えました, 文体からは飾らない人柄が滲み出ています。一つの事象を表すのに、様々な比喩を重ねていく。そこに、なんとか的確に言葉で表したいとの執念を感じます。, この1冊をまとめ上げた編集者の力量にも驚かされます。最後におさめられたエッセイにはギョッとします。すぐ傍で彼を定点観測してきた編集者だからこその、眼差し。圧倒されます。, 開高さんを知らない若い世代にもぜひいま、読んでほしいですね。収載されている「ナイター映画」というエッセイ。昭和三十年代後半の川崎の深夜映画館の光景を描いています。港湾や工場労働者の暮らす街で、孤独を埋めようと、深夜上映の映画館で他者の呼吸やぬくもりをかすかに感じる。翻って、現代の子どもたちは、SNSで繋がるべく携帯と睨めっこ。エッセイの中の人たちは孤独がゆえに映画館に集まる。そういえば僕らの世代はクラブに集まっていた。今の子たちはSNS。どの孤独がより深いのか、答えは出ませんが、夜に携帯で繋がり続けようとするのも、また深い孤独だと思うんです。「ここだとにぎやかだからな」「みんないるものね」。エッセイに記された深夜映画館での言葉が、深い印象を残します。, 僕は今度は小説を読んでみよう。最初は「輝ける闇」。ベトナム戦争取材に出向いた主人公の物語、フィクションとノンフィクションの狭間を。豪放磊落と繊細さのコントラスト鮮やかな開高さんの世界、もっと知りたいです。, 1995年 映画「花より男子」道明寺司役で俳優デビュー。以後ドラマ、映画、舞台、CMなど多数出演。近年は「アタック25」「うたコン」「きょうの料理」の司会やナレーションなど幅広く活躍。2018年にNHK連続テレビ小説「半分、青い。」に出演し、2019年には主演ドラマ 「笑点ドラマスペシャル 五代目 三遊亭圓楽~孤高の星の王子様~」が日本民間放送連盟優秀賞を受賞 。2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」に出演中。, 1982年鳥取県出身。2009年よりフリーランスフォトグラファーとして活動を始める。人物撮影を中心に料理などジャンルを問わず幅広く撮影。 開高健のおすすめ文庫本6選!題材はベトナム戦争からグルメ、釣りまで様々! 更新:2020.12.10 作成:2017.3.16. 開高健のパリ - 開高健/著 - 本の購入はオンライン書店e-honでどうぞ。書店受取なら、完全送料無料で、カード番号の入力も不要!お手軽なうえに、個別梱包で届くので安心です。宅配もお選びいただけま … 名前. ─ 『開高健のパリ』は、ユトリロの絵と開高健による作品紹介からなる一九六一年刊行の画集に、パリにまつわるエッセイを加えて新たに編集したもの。ユトリロの絶頂期とされる「白の時代」を中心に二五点の絵画が収められています。角田さんはユトリロはお好きですか? 私自身はゴッホ� [釣り・ゴルフ]『開高健 ~河は眠らない~』のレンタル・通販・在庫検索。あらすじや評価、キャストのおすすめ情報。作家の開高健がユニークな自然観と釣魚哲学を語り尽くした映像エッセイ集。アラスカの美しい大自然のなか、キングサーモン釣りに挑戦。 3 talking about this. 『開高健ベスト・エッセイ』開高健、小玉武編(ちくま文庫)2018年416頁目次(収録作品)曲球と直球その他 消えた"私の大阪" 才覚の人 西鶴 大阪の"アパッチ族" 故郷喪失者の故郷 飲みたくなる映画 私の青春前期 焼跡闇市の唄 わが青春記 著者「開高健」のおすすめランキングです。開高健のおすすめランキング、人気・レビュー数ランキング、新刊情報、Kindleストア等の電子書籍の対応状況をチェック! プロフィール:1930年大阪市生まれ。大阪市立大卒。58年に「裸の王様」で芥川賞… 『1日5分で、明日を変える読みものを。』集英社ノンフィクション編集部発のウェブメディアです。 開高 健 電子全集19 最後のエッセイ大全 - 開高健 - 楽天Koboなら漫画、小説、ビジネス書、ラノベなど電子書籍がスマホ、タブレット、パソコン用無料アプリで今すぐ読める。 開高 健(かいこう・たけし)プロフィール. 開高健(か行 日本人作家)の新品・未使用品・中古品なら、ヤフオク!。ヤフオク!は常時約5,000万点以上の商品数を誇る、誰でもかんたんに売り買いが楽しめるサービスです。圧倒的人気オークションに加え、フリマ出品ですぐ売れる、買える商品もたくさん! 開高健の深い思考の糸をたどり、何百枚もの写真を目にするうちに、実際に旅をした気分に浸れる。そして、旅や釣りがしたくなってくる。 これほどまでに読者を冒険へと誘ってくる作品は読んだことがない。 『オーパ!』の冒頭で開高健は書いている。 【試し読み無料】40代の開高健が新聞や雑誌に書いた珠玉のエッセイを、年代順に網羅した開高健エッセイの集大成第2弾。 1971年から1980年代までの10年間、40代の開高健が新聞や雑誌に書いた珠玉のエッセイを、年代順に網羅した開高健エッセイの集大成第2弾。 [小説]『開高健ベスト・エッセイ』開高健のレンタル・通販・在庫検索。最新刊やあらすじ(ネタバレ含)、ランキングや評価・感想など、おすすめ情報が充実。tsutayaのサイトで、レンタルも購入もできます。出版社:筑摩書房 葡萄酒色の夜明け - (続)開高健ベスト・エッセイ - 開高 健 - 本の購入は楽天ブックスで。全品送料無料!購入毎に「楽天ポイント」が貯まってお得!みんなのレビュー・感想も満載。 ─ 『開高健のパリ』は、ユトリロの絵と開高健による作品紹介からなる一九六一年刊行の画集に、パリにまつわるエッセイを加えて新たに編集したもの。ユトリロの絶頂期とされる「白の時代」を中心に二五点の絵画が収められています。角田さんはユトリロはお好きですか? 私自身はゴッホ� 昔、作家の開高健さんが「健が忘れるから健忘症」って言われましたが、私の場合は巣で健忘症です。 そちらでもブダイですか~ 築地ではイラらしいんですよね。 九州でもイラと呼ぶところもあるし、ブダイって呼ぶところもあります。 へえ~って感じです。 2010/12/08 url 編集. 壽屋(現サントリー)の花形コピーライターとして洋酒文化を日本に根付かせ、釣り、旅、美食に対しても造詣が深かった開高健。それゆえに活躍分野は非常に多岐にわたっていましたが、小説家として開高が遺した作品は、そのキャリアを考えると決して多くありません。死ぬまでつきまとった躁鬱症気質のせいか、自分の名前をもじって自虐的に「書いた、書けん」と言っていたほど、机の前に座っても何も書けない時間が … (5ページ目)著者「開高健」のおすすめランキングです。開高健のおすすめランキング、人気・レビュー数ランキング、新刊情報、Kindleストア等の電子書籍の対応状況をチェック! プロフィール:開高 健(かいこう たけし、かいこう けん)1930… 随筆・エッセイでおすすめを教えて下さい。今まで読んだのは開高健のルポ何冊か、三島由紀夫の手紙のやり取り、寺田寅彦の随筆集、村上春樹全部ですね。他にどんなのがあるか分からないのでおすすめ教えてください。笑える話が多いのは室 偉人 開高健の名言集by心の常備薬 開高健:日本の小説家 本名:同じ。 大阪市天王寺区出身。 大阪市立大学法文学部卒業。 ベトナム戦争の取材など、行動派の作家として活躍。 サントリー宣伝部に勤務し,のち広告会社経営,コピーライタ 開高健の小説・エッセイに出てくるお店を探しています。銀座・有楽町周辺でお願いします。分かる方いらっしゃいましたらお願いします。 こんばんわ。『地球はグラスのふちを回る』というエッセイ集の … 1巻配信中!試し読み無料!開高健30代(1961年~1970年)のエッセイ約300編を収録。 1961年から1970年の10年間、30代の開高健が雑誌や新聞などに発表したほぼすべてのエッセイ300編以上を網羅。30代の作家が何を見聞きし、何を体験し、どのように感じて、どのように考えたのか。 開高健の小説、ルポ、エッセイ、対談など全ての著作物を年代別・テーマ別に編集し、再構成した、新しい電子オリジナル個人全集が誕生! 配信開始記念として紙書籍&電子版『開高健名言辞典<漂えど沈まず>』も同時刊行! Amazonで開高 健, 小玉 武の開高健ベスト・エッセイ (ちくま文庫)。アマゾンならポイント還元本が多数。開高 健, 小玉 武作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。また開高健ベスト・エッセイ (ちくま文庫)もアマゾン配送商品なら通常配送無料。 開高健の深い思考の糸をたどり、何百枚もの写真を目にするうちに、実際に旅をした気分に浸れる。そして、旅や釣りがしたくなってくる。 これほどまでに読者を冒険へと誘ってくる作品は読んだことがない。 『オーパ!』の冒頭で開高健は書いている。 (10ページ目)著者「開高健」のおすすめランキングです。開高健のおすすめランキング、人気・レビュー数ランキング、新刊情報、Kindleストア等の電子書籍の対応状況をチェック! プロフィール:開高 健(かいこう たけし、かいこう けん)193… 随筆・エッセイでおすすめを教えて下さい。今まで読んだのは開高健のルポ何冊か、三島由紀夫の手紙のやり取り、寺田寅彦の随筆集、村上春樹全部ですね。他にどんなのがあるか分からないのでおすすめ教えてください。笑える話が多いのは室 1巻配信中!試し読み無料!座談の名手としても知られた開高健の会話の妙、話し言葉の面白さが味わえる対談・鼎談・座談会集。 博覧強記。軽妙洒脱、ときに重厚沈思。語彙豊富で硬軟自在、闊達な話術の持ち主である開高健は文壇でもよく知られた座談の名手だった。 直木賞作家の角田光代さんにとって、作家・開高健は特別な存在だ。「幽霊でもいいから一度会ってみたい」と語るほど魅了され、作家としても大きな影響を受けたという開高作品の魅力とは? 釣魚エッセイとして独自無類の本著。まずミミズより説きおこし、国内の河川大海はもとより遠く異国の湖沼までその足跡を残す釣人・開高健の探求と釣果。釣魚を語って卓抜な文明批評とユニークな自然観をも展げ、その多彩な描写と、無垢な 芥川賞作家でもある開高健。今回は開高による、極端な振れ幅を揺れ動く、スケールの大きな作品を5作、ご紹介します。, 開高健は、1930年生まれの作家です。大阪で生まれ、15歳になる年に敗戦を迎えますが、その直前に父親が亡くなってしまいます。極貧の環境で戦後を生きていくことになった開高は、旋盤工などをしながら大学に通い、文学活動を始めました。そこで出会い結婚した夫人の伝手で、酒造会社のサントリーに入社。コピーライター・編集者として活躍することになります。サントリー在籍中に『裸の王様』で芥川賞を受賞。初期作品は、会社員経験をもとに企業や役所などの組織の問題を寓話的に描き出したものでした。私的な視点の小説が多かった時代に、開高の社会的な視点は新鮮に受け止められたのです。しかし次第にフィクション作家としては低迷し苦悩するようになります。開高は様々なルポの仕事を引き受け、ドキュメンタリーを書くことで閉塞を打破しようとしました。そしてついに、特派員としてベトナム戦争の現場に赴きます。その命がけの体験から、最高傑作ともいわれる『輝ける闇』と『夏の闇』が生まれました。開高はまた、食と釣りを誰よりもディープに愛する大趣味人であり、後半生の彼はこの2つのテーマのエッセイを次々に書いてゆき、エッセイストとして名声を博すことになります。一見、人生を謳歌しているように見えた開高ですが、実は50歳ごろにはもう満身創痍になっていました。1989年、食道がんで逝去。まだ58歳でした。, この本に収められている開高健の初期作品は、いずれも面白い作品として知られます。芥川賞を取った作品は「裸の王様」ですが、ここでは開高が最初に注目を浴びた出世作「パニック」を紹介しましょう。「パニック」は、ネズミの大量発生を扱った小説です。120年に一度発生するという大繁殖。その兆候を読み取った役所の技術職員俊介は、上司に危険を伝え対策を練ろうとしますが、硬直しきった役人たちは全く動こうとしません。, 役所というものの腐敗と怠惰を、「パニック」のようにリアリティを持って描いた小説は、日本にはそれまでありませんでした。組織が持つ危うさを開高は初めてくっきりと表現したのです。のちに流行するリアルな企業小説の先駆けでした。ついにネズミは野に溢れて甚大な被害とパニックをもたらします。そして結局、ネズミは人間の対策によってではなく、本能的な暴走によって水に飛び込み消えていくのです。「一万町歩の植載林を全滅させ、六億円にのぼる被害をのこし、子供を食い殺し、屋根を剥いだ力、ひとびとに中世の恐怖をよみがえらせ、貧困で腐敗した政治への不満をめざめさせ、指導者には偽善にみちた必死のトリックを考えさせた、その力がここではまったく不可解に濫費されているのだ」(『パニック・裸の王様』より引用)制御できない過剰なエネルギーが、暴れまわったあげく無意味に消えていく……。そういう場面を書かせたら、開高の右に出る者はいません。カツンカツンと鎚を打ち付けるような、リズミカルで詩的な文体が、圧倒的な力への感動と怖れを伝えてきます。組織、戦争、集団心理、そして大都市と大自然。彼は生涯、巨大な力で動き続けるものに取り憑かれていました。どうしようもなく惹かれながら、同時に恐怖を抱き続けたのです。それが、開高文学の源泉でした。, 1964年、つまり東京オリンピックの年、開高健はひとつの決意をします。ベトナム戦争の現場に出かけていって、実情を見てこようというのです。ベトナム戦争がいかに悲惨な戦争であったかは多くの小説や映画が語っていますが、開高もまたその泥沼のような有様に衝撃を受け、自らもゲリラの襲撃を受けて九死に一生を得ることになります。3年後、ベトナム体験を書き記した小説『輝ける闇』を書き上げます。戦争の狂気、複雑怪奇な状況、その中で吹き出す食欲と性欲。そういった諸々が、開高一流の、抽象的にも見えるのに生々しい文章で綴られていきます。, 「18歳の少年は静かに光のなかを歩いていき、柱にくくられ、一声叫んでから撃たれた。…銃声が起こって空にみち、少年の声を乗せて波は広場をかけぬけた」(『輝ける闇』より引用)人間は機関銃のあけた穴ひとつでただの袋になることを、嫌でも思い知らされる世界。若いゲリラが銃殺されるのを、開高はただ見ていることしかできません。戦いに参加すらしていない自分はなぜここにいるのか、開高はそう自問しますが、それはやがて、身も蓋もない本音の呻きに変わるのです。「右、左、そして背後からいっせいに銃弾がとんできた。私は雑草のなかに体を投げた。…口いっぱいのつまった甘い泥の匂いにむせ、卑劣の感触に半ばしびれ、ふいに空が昏れて額におちかかってきて、いやだと思った。つくづく戦争はいやだと思った」(『輝ける闇』より引用)人の狂気と良心と情熱と堕落を渾身のテキストで書き続けてきて、最後に開高はここにたどり着くのです。戦争はいやだ、という、誰にでも言えるかもしれない言葉が、これほど説得力を持ったことがあるでしょうか。『輝ける闇』に書かれた言葉は、全てが魂を振り絞った詩であり全身で考え抜いた洞察です。ある批評家は、名作だとか凡作だとか、そんなことがどうでもよくなる作品というのがこの世にはあるのだ、それがこれだ、と言いました。, 「その頃も旅をしていた」(『夏の闇』より引用)『夏の闇』は、こんな痺れる書き出しで始まります。『輝ける闇』で強烈すぎる体験をした男は、「すりきれかかっていて、接着剤が風化して粘着力を失い、ちょっと指でついただけでたちまち無数の破片となって散乱してしまう」精神状態に陥っています。開高健が躁鬱を抱えていたことは多くの論者が指摘していますが、これまでずっと躁状態の感覚を言葉にしてきた開高は、ここでは鬱のどん底にある自分を徹底的に描いてみせるのです。食べるか眠るか、あるいは異性と交わるか、それ以外ではソファから立ち上がる気力もないという、退廃の極みにある主人公のもとへ、昔恋人だった「女」(名前も出てきません)がやってきて、主人公は彼女とひたすら会話し交わります。本書で起きることは、ただそれだけです。, 海外で波乱万丈の人生を送る「女」は主人公とは逆に生気に溢れ、性を貪りながら明るくしゃべりつづけます。いわゆる「いい女」。輝くような魅力を放つ「女」に主人公は魅了されます。それでも主人公は、彼女にきちんとのめり込むことすらできません。「『おねがいが一つある』『なあに?』『ママゴトでやってほしいんだ』 いってから私は口をつぐみ、タバコに火をつけた。女は私の狼狽に気がついたようではなかった。つきでた高い胸のしたに腕を組み、首を少しかたむけ、夢中のまなざしで堂々と微笑していた」(『夏の闇』より引用)この幼児的ともいえるワガママさ。主人公は何かが決定していくのが怖いのです。だから、かりそめの遊びにしようとするのです。ズルいですね。それにしても「なあに?」というたった一言から伝わる、「女」の自信と母性はどうでしょう。「女」は怠惰な主人公に根気よく付き合います。しかし、主人公は見てしまうのです。女の前向きの顔の裏にある孤独な闇を。それをただ見ることしかしない主人公に、女は「あなたは自分すら愛していない」と言います。それでも女を「見る」ことをきっかけに、主人公は自分を苦しめたベトナムの記憶に向き合い始めてゆきます。本書はエロスと緊張感溢れる恋愛小説であり、闇の底を描く鬱小説でもあり、食べ物と釣りの快楽を描く小説でもあります。戦後文学の最高峰の一つといわれる作品。全ての言葉にぎっしりと複雑なニュアンスが詰まり、濃密な、とても濃密な時間が読者を待っています。ぜひ、心に余裕のあるとき、のめり込んで読んでください。, 『夏の闇』でベトナムに戻ることを決意した開高健ですが、結局、続編『花終る闇』を書き上げることはできませんでした。『夏の闇』以降の彼は、むしろ、明朗快活でバイタリティ溢れるエッセイストとして人気を得ることになります。それは挫折だったのでしょうか、それとも彼なりの前向きな道だったのでしょうか。しかしそんなことはいったん忘れましょう。なぜなら彼のエッセイには、彼が積み重ねてきた旅の経験が、最上の形で詰まっているからです。, 『地球はグラスのふちを回る』は、1981年に出版されました。食エッセイの中でも読みやすいといわれ人気が高い本です。酒と食と、ときどき釣り。それに旅で出会った人々の愉快エピソードがてんこ盛り。「闇三部作」ではあんなにシリアスで重たかった開高節が、ここでは大笑いしながら飛び跳ねるダンスのようです。これは、越前ガニを賞賛した一文。「それはさながら海の宝石箱である。丹念にほぐしていくと、赤くてモチモチしたのや、白くてベロベロしたのや、暗赤色の卵や、緑いろの“味噌”や、なおあれがあり、なおこれがある。これをどんぶり鉢でやってごらんなさい。モチモチやベロベロをひとくちやるたびに辛口をひとくちやるのである。脆美、繊鋭、飽満、精緻」(『地球はグラスのふちを回る』より引用)いやあ、楽しそうに書いてますね。全編こんな調子で、出て来る食べ物、出て来る食べ物、みんな「食べてみたい!」と思わせます。そして、もうひとつ、凡百の美食エッセイにはない、開高ならではの特長があります。それは、高級なものもゲテ物もいっさい区別なく食べる、ということです。高級なものの価値を認め讃美を尽くしながら、怪しげなドロドロした物が大好きなのです。極貧で育ち、ベトナムやヨーロッパで地を這いずってきて、「深さは純粋よりも混濁に手助けしてもらわないとでてこないのじゃないか」(『夏の闇』より引用)と語った開高は、内臓を手づかみで食べ、ヤバそうなものを漬け込んだウォッカを一気飲みできるグルメなのです。旅のおともに持っていくには最高の1冊、ぜひお試しあれ。ただし、読んでいると唾が溜まることだけが欠点といえるでしょう。, 時代は戦後、場所は大阪です。その大阪の「新世界」という場末の歓楽街にある狭い路地、「ジャンジャン横丁」を、さまざまなゴミを担いで塵芥山のような男が歩いています。彼は、戸籍もなく、名もなく、家も仕事もない、よってお金もなく、食べ物にもありつけないそんな存在です。あだ名は「フクスケ」。飢餓状態に陥りながらも食べ物を探し横丁をふらつくフクスケは、一人の女に呼び止められます。「兄さんなにが食べたい」。この女の一言が、フクスケを壮大なエネルギーの源へと導いていくのです。, フクスケは「アパッチ族」という組織がある部落につれて行かれます。浮浪者や犯罪者が大手を振って生活できる最後の砦です。その部落を起点に生活を営む男、女、老人、子供……。戦後の時代環境も多分にありますが、ここに描かれている人間たちは最底辺の存在です。生きるために、食うために考え出した「アパッチ族」の仕事は、日本国の財産である兵器工場の廃墟に眠っている、お宝の発掘。ありていに言えば泥棒です。国家権力の網目を掻い潜り、命がけの発掘作業に集中する彼らの姿は、どことなく可笑しく、親しみを感じてしまいます。読み進むうちに、登場人物の個性や人間性に親しみを覚えてくるのは、開高健の人間に対する偏見の無さなのでしょうか。生きるために食う、食うために働く。彼らが発散する、その原始的な欲求からくるエネルギーの力強さに圧倒されます, 開高健といえば釣り、そう思っている人もかなりいるでしょう。それほど、釣りファンの間では開高は人気が高い作家です。すでに『輝ける闇』のすぐあとに『私の釣魚大全』『フィッシュ・オン!』など、釣りエッセイを書いていましたが、大ヒットとなったのは、なんといっても本作『オーパ!』。あまりに好評だったので、このシリーズで計6冊も出しています。本作は開高がブラジル・アマゾン地域に分け入り巨大魚ピラルク釣りに挑戦するエッセイなのですが、なんだ、私は釣りには興味ないからいいや、と思ってる人にこそ読んでほしい本です。というのはこの本は釣り本である以前に、物凄く質の高いアマゾン旅行記だからです。, 開高は旅する人でしたが、その旅に苦しい旅も多かったことは「闇三部作」で紹介しました。そんな開高が、実に伸び伸びと、屈託なく旅をし旅を語っているのがこの本なのです。「わめき声、笑い声、叫び声のひしめくさなかで古風な銅鑼がガランガランと鳴り、『蛍の光』をマイクから流しつつ、われらが白塗り3000トンの『ロボ・ダルマダ』号はベレン市の第14号埠頭をギシギシと身震いして静かにはなれ、沖へ向かった」(『オーパ!』より引用)開高は書き出しが巧い作家です。本作のこの最初の1文で、開高のワクワクが伝わってきます。重苦しい自問自答も、多義的なほのめかしも、哲学的考察もここにはなく、ただ好奇心と絶品の饒舌があるだけです。もちろん、開高はブラジルの悲惨も見逃しません。食べ物のまずさも、虫やピラニアの恐ろしさも、ずるい人々の姿も、何もかもを書いてゆきます。滔々(とうとう)と流れる大河のような語りで、彼は彼が見た全てを語り続け、そしてそれが読者にとっても、とても気持ちいいのです。誰にも真似出来ない文章芸と、何度も鬱を乗り越えながら磨いてきた観察力。ノーベル賞に近いともいわれた大作家が、熟練の芸を屈託なく披露している旅行記が本作です。しかも迫力ある写真つき。釣りに興味のない人も、読めば止まらなくなること請け合いです。, 開高健という作家は、いずれまた、今以上に再評価される日が来るだろうと思います。それだけの質の高さと個性、そして大きな振れ幅を持っていました。ぜひ、その濃くて豊かな世界に触れてみてください。, ホンシェルジュはamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。, 向井理のおすすめ実写化映画10選、テレビドラマ20選!異色の経歴を活かした役柄に注目, 有村架純が実写化で出演した映画、テレビドラマの原作を紹介!「かわいい」が溢れる役総まとめ.

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